Rotel Domus 250のスコーカーのレストア第2回目記事です。
以下の記事の続きです。
・Rotel Domus 250、スコーカーのレストア・その1
注文していたダイアフラムが到着しました。
ダイアフラムを交換するにあたって、これまでの接着によるダイアフラムマウントから新ダイアフラムはネジ留めでマウントするように変更するため、磁気ユニットのプレートにネジ穴を作ります。そのために一旦、磁気ユニットをバラバラにします。
これが新ダイアフラムです。チタンのハードドーム、タンジェンシャルエッジ、インピーダンスは8Ω。一つの価格は1200円だったかな。ボイスコイルのサイズは37.5mm、ヨークが36mmでボイスコイルのホールが38mmですのでドンピシャにサイズです。
次にダイアフラムをネジ留めマウントするためのフレームを旋盤で製作します。
素材はA2017、ジュラルミン削り出しの豪華なフレーム(笑)
部品が揃いました。と書くと簡単そうな感じですが、ダイアフラムのマウント方法にはかなり頭を悩ませました。また、旋盤が非力で切削量が少しずつであるため、製作には結構時間がかかっています。磁気プレートは錆を除去して、接着面をマスキングしてシルバーで表面を塗装しています。
ターミナルをマグネットの両端ではなく、バックプレートの裏側に移設するため、ヨークの中心に小さなネジ穴を作りました。背面もその後塗装しています。
磁気ユニットを組み立てます。ボイスコイルのギャップは1mmですので、0.5mmのプラ板を2枚重ねたものを治具にしてマグネットにプレート接着します。
このまま放置して接着が硬化したら、いよいよ組み立てですね。
続きは以下の記事です:
Rotel Domus 250、スコーカーのレストア・その3
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