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DENON SC-M37、動画による音質インプレ

2021/05/02 - DENON SC-M37

以前、DENON SC-M37の記事をアップした際、音質は動画で…と書いておりまして、動画はアップしたものの、記事の方はそのうち執筆しようと思いつつ延び延びとなっておりました。
使用ユニットや内部についての記事は以下を参照してください

DENON SC-M37、割と最近のエントリーモデルの中身

奥行きのある容量の大きなバスレフエンクロージャー、foの低そうなウーファーで見た目通り低音は凄く出ます。
非力なミニコンポアンプでどんな音楽も小音量から図太く奏でます。ただし、出てくる低音の質は大口径ウーファーが出すような部屋を揺るがすようなズシンと響く低域ではなく、ボンボコと耳に直接聞こえる100Hz付近を下限としたあたりの低音です。グライコやトーンコントロールで持ち上げた感じの低音で密閉型のタイトな低音に慣れたワタクシにはやや違和感を感じる低音です(ちょっとブーミーに聞こえます)。3:13あたりからのファンクのベースは、NS-20Mなどのモニター系の密閉型だとスラッピングの硬いアタック音がビンビンに伝わってくるのですが、このスピーカーの場合は少し丸みのある感じ。8:52からのトランペットやウッドベース音もどことなく丸みを感じる心地よい音です。低音再生に特徴のあるスピーカーですので床面(デスクトップ面)や背面(バスレフポートがあります)からどれくらい離して設置するか、セッティングはかなり重要かと思います。

このスピーカーの在り方ですが、所有するスピーカーは1セットのみ、デスクトップに置いてで何から何までそのスピーカーで聞く、という用途には良いと思います。そもそもこのスピーカーを含むM37というミニコンポがそういう用途のセットですし。映画鑑賞時のスピーカーとしても、この1セットのみで良い仕事するんじゃないかと。

YouTubeで閲覧する場合はこちら:
https://youtu.be/AoNtbMvE_iA
※YouTubeで見た方がタイムテーブルリンクが使えるので見やすいと思います。

1. 00:53​ 〜 1812 Overture ~ending – Tchaikosvky (Classic)
2. 02:04​ 〜 Gymnopedie no1 – Satie (Classic/Piano)
3. 03:05​ 〜 Blue Funk – Michael Ramir C. (Funk/Electric Bass)
4. 04:26​ 〜 Atop A Mustang – Arulo (Latin/Acoustic, Percussion)
5. 05:21​ 〜 Piano Store – Jimmy Fontanez_Media Right Productions(Jazz)
6. 06:07​ 〜 Eine Kleine Nachtmusik – Mozart (Classic)
7. 07:30​ 〜 In the Shadows – Ethan Meixsell (Hard Rock/HM)
8. 08:52​ 〜 Winter – works291 (JAZZ/Piano, Contrabass)

他に1曲アップ。

Tears For GearsのShout!

 

キラキラ感のあるボーカルものを再生してみました。
低音ばかりのスピーカーではなく、ボーカルもグイグイと前に出てきます。辛口評価をするとすれば音量を上げていくと早い段階でややまとまりがなくなりゴチャゴチャ感が出やすいです。音量をあげてガンガン鳴らすよりも会話よりも少し大きめの音量で再生する使い方が正解かと。そういう意味では実に現代的というか実用的とも言えます。この価格帯のスピーカーでこのサイズでこの音質はコストパフォーマンスは十分かと。

※基本的に当ブログとYouTubeチャンネルは常に連携しているわけではなく(動画をアップしたら必ずブログ記事を書くということはしていません)、YouTubeチャンネルだけ更新も多いのでチャンネル登録していただければ幸いです。

Jetta Project YouTubeチャンネル

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