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Victor PS-S10Bを買ってみたものの…

2018/03/11 - Victor PS-S10B

手持ちのスピーカーのメンテ用のネットワーク、ドームツイーター、グリルのエンブレムの採取のためにVictorのPS-S10Bを入手したのですが、これが色んな意味で興味深かった、というか“部品取り用として”は失敗でした。

ビクター PS-S10Bの正面からの画像

見た通り、店舗や簡易PAなどに使用する音響設備用スピーカーです。比較的最近のモデルで現行機種でもあります(実売は2本セットで1.3〜1.5万円ほど)、当方が入手したものも2011年製となっています。ただし現行機種はグリルのエンブレムが「Victor」ではなく「JVC」になっています。最大の目的は新しめの生きのいいドームツイーターの確保です(でした)。

前面のグリルは多くの鈍器系と同じくハメ込み式ですので、気合いを入れて剥ぎ取ります。見た目は普通の10cmの2ウェイスピーカーです。

ビクター PS-S10Bの正面からの画像、グリルを取り外し

裏面はこんな感じです。

ビクター PS-S10Bの背面の画像

エンクロージャーの材質は樹脂製(ABSかな?)、特徴的なのはハイインピーダンスのセレクタスイッチがついてることです。PAや業務用の機器のアンプにはハイインピーダンス仕様なるパワーアンプがありますので、その対応のためでしょう。重量は、スカっと軽いです(笑)。

んで、部品取りで買ったので肝心の部品が死んでいては元も子もありませんので、動作確認を兼ねて洋楽CDを何枚かツマミ聞きで試聴してみましたが…
良くも悪くも業務用天吊りスピーカーの音です、中高音を広い範囲に飛ばすためか、やたらブライトな音で「ハイファイ」とか「オーディオ趣味」の領域で聞くような音質ではないかなぁ…一般用途としてはシアター向けのサテライトスピーカーとかカーオーディオのリアスピーカーには良いかと思います。

分解はバッフル面にある6本のネジを外します。
バッフル側はこんな感じ…

ビクター PS-S10Bを分解、バッフルの画像

ウーファー+ツイーターというよりも、フルレンジに補足的ツイーターって感じっすね。残念なのは
・ツイーターがどう見てもピエゾタイプであること
・ネットワークがハイパスコンデンサーのみの構成であること
これじゃ部品取りの意味がないっすヨー(涙)

いちお、ゲットする前にメーカーのスペックはチェックしたのですよ(仕様のページ)。そこには「高音用:25mmドームツイーター」と。確かにドームツイーターなのですが、まさかピエゾタイプだとは…

ボックス側はこんな感じ…

ビクター PS-S10Bを分解、内部の画像

吸音材はこんだけです、ワタクシが撤去したわけではありません。

すべての部品を取り外して並べてみました。

ビクター PS-S10Bを分解、構成部品の画像

ウーファーはいたって普通の10cmユニット、構成からしてウーファー専用ユニットではなく、フルレンジだと思われます。

ビクター PS-S10Bを分解、ウーファーの画像

エッジはクロスエッジ、振動板は樹脂製ですね。業務用らしくタフそうなユニットです。

ビクター PS-S10Bを分解、ウーファーの画像その2

マグネットは大きめ、フレームは鉄です。フルレンジユニットとしては、入れる箱次第でそう悪くないと思います。反応の良い元気なユニットなので、バックロードなんかに使うと面白いかもしれません。

最後にツイーターです。

ビクター PS-S10Bを分解、ピエゾ式ツイーターの画像

ピエゾタイプです。裏面にネジなど近づけてもくっつきません(笑)。AliExpressあたりでマトモな中華製ドームツイーターが2本セットで2000円以下で買えるご時世、まさかピエゾタイプとは思いませんでした。試聴する限り、シャキシャキとした高音が出ていて、そう悪くはないのですが、他のスピーカーのドームツイーターの交換用に使えるかと言うと、使えないですね。あー

結局、使える部品はグリルのエンブレムだけだったという…
あ、ウーファーも使えるかも。

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