かなり前にオクで入手したアイワのSC-61です。
オイラがオーディオ小僧の頃、大型家電店のオーディオコーナーにアイワのミニコンポと共に置かれていたり、カタログでは同社のラジカセのシステムアップ用として掲載されていたのを覚えます。なんで覚えているかというと、凹型のセンターキャップが物珍しかったから。凹型のセンターキャップは当時はJBLの4301くらいしか知らなかったのでカッコいいなぁと。
モデルの位置付けとしてはSONYのSS-91(当ブログ記事)やPIONEERのS-X2などが同クラス対抗馬になるのではないかと。
入手したものは見ての通り、エッジはボロボロ、1979〜1980年頃のモデルですでに40年経ちますのが、よく残ってたもんです。
エッジはボロボロなのですが、エンクロージャーはほぼ無傷、コーン紙に染みや退色はなし、サランネットも破れなし且つエンブレムも欠損なし、概ね良好な感じです。
ワタクシがこの手のジャンクスピーカーを入手する際の判断基準がいくつかあります。
スピーカーの場合:
1.コーンツイーターのセンターキャップが潰れてないこと
2.ハードドームの場合、ダイアフラムが潰れていないこと
3.水没跡がないこと
4.エンクロージャーに大きな損傷がないこと
5.改造や加工がされていないこと
スピーカーによっては他にもチェック箇所はありますが、基本的にはだいたいこんなとこです。断線や固着は直せるものが多いのであまり気にしません。むしろ、そのおかげで激安入手できれば幸いです。ま、要は修理可能な状態であればOKということです。
ウーファーの状態です。
朽ちたエッジがそのままの状態で残っているということは、仕舞い込んだまま、もしくは未使用になったままずっと鳴らされることなく保管状態だったと思われます。使用しながらエッジが朽ちたのものはエッジの殆どが落ちて無くなっていたりします。
ウーファーのエッジはサイズを計測するとドンピシャで合う既製品エッジが見つかりませんので自作のクロスエッジで修復します。
ツイーターです
ネジに錆などありますが、今まで見てきたSC-61のジャンクとしては極上の状態を保ったツイーターです。色褪せがないのは割と珍しい上、エッジのダンプ材も柔軟な状態です。
ウーファーのエッジ以外、かなり状態は良いのでレストアのし甲斐があります。レストア後は40年経っているとは思えない状態になるんじゃないかなぁと。
次回記事に続きます!
・AIWA SC-61、復活させましょう!・後編
〜 関連記事 & おすすめ記事 〜
|
||
AIWA SC-61、動画試聴と四方山ネタ
|
AIWA SC-61、復活させましょう!・後編
|
DIATONE DS-200B、謎モデルのレストア完了!
|
DENON USC-M7、AkiraとYouTubeコンテンツID
|
OTTO SX-C950、復活への道
|
YAMAHA NS-1000MM、良音化03:LS-7Proウーファー換装
|