PCオーディオに繋いで使っているせいで我が家で最も稼働率が高いDENON SC-E727です。先日、修理復活したLo-D HS-11Dが気に入ってしばらくPCオーディオのメインとして使うことにしましたので、置き場所を移動。ついでに掃除します。
映り込みのせいで分かりにくいですが、このまんまでも十分にキレイです。各ユニットも特に劣化している感じもなく、90年代終わりころのモノとしてはかなり良好な状態かと。
埃をハケで払って終了、みたいな。
ユニットを取り出してまで何かする必要はなさそうです。
ここのとこ、古いスピーカーばかり扱っていましたので、SC-E727のターミナルの立派さに新鮮な感動、ごっついターミナルですな。
こちらは曇りや目立つ腐食もなく、キレイなままです。こちらも埃掃除程度で終了です。ちなみに結露しやすい部屋などに置くと曇りや腐食が発生しやすいです。
エンクロージャーは長年の使用の内についてしまった微細な擦過傷などありましたので、鏡面仕上げ用のコンパウンドで磨きました。高級車の塗装のように塗装面の凸凹波を均して鏡面研磨すると鏡のごとくピッカピカになるのですが、さすがにそこまでの手間はかけられません。
ランバーコア無垢材のSC-E727Rというモデルがありますが(以前、持ってました)、光沢仕上げのこちらの方がメンテナンスはしやすいです。それなりに研磨手順と根気が必要ですが表面のクリア層についた傷であればサンドペーパーで傷消しした後、コンパウンドで再研磨でいけます。無垢材の727Rは傷がつくと目立つ上、対処が難しいっす。
いつもはYAMAHA AX-10に繋いでますが、久々にメインシステムのAX-1200に繋いで音を出してみました。
普段はデスクトップ上での小音量に慣れているせいか、このスピーカーの凄さに気づきませんが、こうして腰を据えて鳴らすとサイズを超えた低域の量感は凄いです。駆動力のあるアンプが望ましいという話をよく見ますが、いえいえ、駆動力はいまひとつのAX-10でも、駆動力抜群のAX-1200でも十分過ぎるほどの迫力で鳴ります(そのためのP.P.D.Dだし)。
こうして聴くとデスクトップ用途ではやはり少しもったいないですね。また、デスクトップのような至近距離で机上の音反射がある設置だと低音が耳についてブーミーな感じがしますが(なのでデスクトップ設置時はBASSを少し絞ってました)、きちんとしたところに据え置いて、それなりの音量で鳴らしてこそ生きてくるスピーカー、もちろん小音量でもOKです。要はスピーカーから少し距離を置いた方がよいかと。
ワタクシ的DENONスピーカーの名機と思うっす>SC-E727
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