先日、DIATONEのDS-161のレストア記事をアップいたしましたが、またまたDIATONEです。
今回はDS-200B、画像や動画は2年ほど前に撮りためていたものです。ブログ休止ですっかり忘れておりました。ブツはすでに売却してしまい手元にないのです…
このDS-200Bがなぜ謎モデルかというと、見ての通りモノ自体はDS-211なのです。なぜDS-200Bというモデル名なのか謎なのです。1992年にDS-200Zという16cm 2ウェイモデルが出ますがそれとは無関係だと思います。DS-501あたりと同年代なのでモデル名に一貫性を持たせるのに変更したのかも、ですね。
かなりコストのかかったモデルながら、オクでは不人気ですね。というか、これとDS-201, DS-10B, DS-15Bと先日のDS-161と中古市場での人気はいまひとつです。
どんな音なのか聞きたいので修理します。
ウーファーは見ての通りエッジが朽ちています、朽ち方からDS-161と同じくウレタンゴムエッジで間違いないでしょう。
今回、ウーファーのエッジ修理で気をつけないといけないのはエッジがコーンの上貼りってことですかね。なんとなくエッジが貼りやすそうで楽に見えますが、実は接着剤のはみ出しが絶対に許さないのでキラいです。
古いエッジの掃除は割と楽でした。先日のDS-161も同じ材質のエッジだと思いますがコーン側が剥がしにくくてエラい苦労しましたが本機の作業(2年前)ではそんな記憶はありませんので楽だったのでしょう。
このときは自作エッジではなく、ウレタンゴムの見かけに近いこと+エッジが上貼りなので自作エッジでは少し難しいこと+在庫処分などなどを考えて市販のラバーエッジを使用しました。
出来合いのエッジを貼るだけの簡単な作業でした。コーンの色は褪せて変色しているわけではなく、元々がこういう色です。あまり良い色とは思えませんが…
これで完成ではないです。元々あったガスケットを貼らないといけません。ガスケットは厚紙製、端っこが少し黒ずんでいるのが気になりますが、特に着色などは行いません。
ガスケットを貼り付けて完成です!
フレームのヘアラインも磨き直していますんでキレイです。
前面から見るとなんとなく安っぽい感じに見えますが、このウーファーのフレームはDS-201やDS-15Bと同じアルミダイキャストのフレームです。
マグネットも大きくてたくましい感じです。裏面から見るとマグネットの大きさなども含めてDS-15Bのウーファーと瓜二つですのでマグネット径は110mmですね。
というわけでウーファーのレストはは終了。
あとは各ユニットをクリーニングしたりなんかして組み立てれば完了です。
というわけでその2に。
続きは以下の記事になります:
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