Lo-Dの鈍器系スピーカー・HS-1をゲットしましたデス。
エンクロージャーが少々汚れていますが、傷もほとんどなく、ウーファーコーンの色褪せもない、見た目はとても良好な個体です。
背面のターミナル&ラベルこんな感じ、黄ばみがないのでヤニ汚れもなさそうです。
前面のネットはVictor S-M3/S-M5と同様にボルト留めになってて容易に脱着可能です。で、外すとユニットはこういう感じ。
ツイーター周辺のデザインのせいか、メカニカルな感じがしてGOODですね。
多くの鈍器系スピーカーと同様、10cmウーファーに2.5cmドームツイーターですが、これは珍しくツイーターがソフトドームではなく、チタンを採用したハードドームです。
で、表題の「ウーファー鳴らず」ですが、片側のウーファーが固着してました。
原因はこれ(涙)
バックプレートの接着が剥がれてズレていたせいです。
もしやと思い「おりゃ!」とマグネットを剥がすと、マグネットも磁力でくっついてるだけで容易に外れました。こりゃあきまへんな。
どっちが前か分からなくなるとマズいのでマジックで前面側に「前」と書いておきました。
10cm程度の大きさのユニットのマグネットずれの修理はセンターリング治具があれば容易です。問題は大きさに関わらずバックプレートの接着の際にボイスコイルにダメージを与えないようにしないとイケマセン。
で、分解は続きます、次はツイーター
ツイーターは2.5cmのチタンハードドームです、チタン特有の鈍いメタリックの輝きがいいですね。幸いツイーターは両スピーカーとも異常なしでした。ハードドームのツイーターは修理する場合、非常に気を使うので正常で良かったっす。
最後に前面のネット
Victor S-M3/S-M5と同じくアルミフレームに金属ネットですが、こちらのフレームはアルミながらVictorのものよりもかなりゴツく重量があります。
まずはウーファーのマグネットの修理をしないといけません。
以下が続編です:
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