オクを何の気なしに見てると「Art Audio BA-400 Mk III」なる鈍器系3ウェイスピーカーを発見、出品額の高さにしばし悩むものの、自分が出品してたものが予想外の高値で売れた勢いでゲット!
で、来ましたヨ
あぁ、片方のウーファーがないのは、後で説明するでやんす。
前面はパンチングメタルではなく、普通に金網、かといって雑な造りというわけではなく、一定レベルには達しております、なかなか好感の持てるワイルドな造りです。
ところで「Art Audio」ってなんざんしょ?
オーディオの足跡さんには、いちおBA-200なる鈍器系スピーカーが掲載されていますが、メーカーについては全く情報がありません。「Art Audio」では検索しても別の色んなものがヒットして情報に行き当たらないですね。ま、いいや…
鈍器系の3ウェイで最も有名なのはAudio TechnicaのAT-SP50ですね、もちろん、ワタクシ持ってます。実はオクで入札する際に悩んだのは金額もさることながら、「中身はAT-SP50と同じじゃなかろうか?」ということです。鈍器系は様々なモデルがありますが、パイオニアやダイヤトーンのような大手メーカー以外の鈍器系スピーカーは「A社のアレとB社のアレは中身は一緒」というのが普通にあるのです。
そんなわけで外観だけ、ちょっと較べてみました。
向かって左がArt Audio BA-400MkIII、右がAudio Technica AT-SP50です、
いかがでしょ?
スコーカーやウーファーは違ってて、ツイーターも大きさが微妙に違いますね、開腹して詳細を較べるまで最終判断は据え置きますが、とりあえず違う構成のようで一安心。
んで、片方のウーファーを取り外してる理由はですね、鳴らすと音がビビるのですよ。
ウーファーを外してコーン紙を動かしてみて一発で分かりました。ボイスコイルがヨークに接触してますがな(あー)。マグネットズレかと思いましたが、マグネットはキチンとしてますんで、ボイスコイルの円筒が変形してんのか、錆かどっちかというわけで、センターキャップを外したっす。
センターキャップを留める接着剤がシンナーでなかなか溶けませんでしたので、カッターナイフでセンターキャップを破壊(センターキャップを注文しなきゃ)。錆等もなく、キレイなもんですわ。よ〜っく覗き込むと、ボイルコイルの円筒が少し偏っていたのを指で直したら接触は解消したっす。
とりあえず、マトモに鳴らすのはセンターキャップが届いて修理完了してからですな。
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