YAMAHA NS-1000MMの良音化計画のその6。
おそらくあと1〜2回で終焉かな。
これまでの記事はこちら:
・YAMAHA NS-1000MM、良音化計画始まり
・YAMAHA NS-1000MM、分解整備(前編)
・YAMAHA NS-1000MM、分解整備(後編)
・YAMAHA NS-1000MM、良音化01・考察&吸音材
・YAMAHA NS-1000MM、良音化02・ウーファーを交換してみる(失敗)
・YAMAHA NS-1000MM、良音化03:LS-7Proウーファー換装
・YAMAHA NS-1000MM、良音化04:Image11ウーファー換装
・YAMAHA NS-1000MM、良音化05:LS-7Proウーファー完装!
前回の記事でKENWOOD LS-7PROのウーファー&ウーファーグリルを違和感なく装着しましたが、今回、Audio Pro Image11のウーファー&ウーファーグリルをできる限り違和感なく装着てみたいと思います。
というのも、Image11のウーファーに換装したときの音がとても気に入ったので「これで行こう!」と決めたのであります。
Image11のウーファーにしてウーファーグリルを装着するとウーファーのフレームとウーファーグリルが干渉してこんなことになります。
ウーファーグリルが出っ張ってカッコ悪い以前にウーファーグリルを留めるネジの掛かり量が僅かになりネジ穴を痛める上、不用意に締め込むとウーファーグリルが歪みます。
原因はこの凸部分です。
できる限りNS-1000MM自体を加工しないでおこうと思いましたが、試しにちょっと削ってみたところ、グリルのネットは接着留めではなく、グリルのフレームにネットが埋没しているような感じで溶着されているので削っても崩壊しないことが判明したので、意を決してリューターで削りました!
これ、製造方法はグリルのフレームのプラスチックが柔らかいところにグリルネットを埋没させる感じで一体化するよう製造してるんでしょうね。おかげで削るのは大変でした(リューターのビットが2本逝きました)。
この部分を削ることで出っ張りは1.5mmほどまで小さくなるのですが、これ以上は追い込めません。一見して分からないレベルにはなったかと思います。
これでもネジ止め部は1.5mmほど浮きますので、浮いた分を埋めるためにネジには2mm厚のゴムブッシュをポンチで作成しました。
これをネジに取り付けます。このゴムブッシュによって
・ウーファーグリルはウーファーフレームに接触することなく僅かに浮く
・ウーファーグリルはエンクロージャーに対しては圧縮したゴムでマウントされる状態
になります。
ということで完成です!
どうでしょう?
違和感は感じないかと。
NS-1000MMは良音化計画はこれでいちおう完成です!
ツイーターを追い込む余地もありますが、一定の音質を得られたことで情熱が萎んでしまったというのが正直なところです。
ウーファーを換装した場合の空気録音動画を作成中ですので、その動画の公開で終焉となる予定です。
続きは以下の記事です:
・YAMAHA NS-1000MM、良音化07:音質改善チューニング毎の比較視聴動画