YAMAHA NS-1000MM、良音化計画です!
前回記事はこちら:
・YAMAHA NS-1000MM、良音化計画始まり
ユニットを留めるネジ類を海外通販で見つけ、それが到着いたしましたので計画スタートです。
入手した個体の外観程度はC級ですので、まずは分解整備から。画像が多く記事自体も長いので前編&後編の2部構成です。
前回記事でコテコテに錆びてたネジを磨きましたが、実際に装着すると汚いです。
汚く見える原因は、六角穴の錆びが取れないことと錆びの赤みが取れないことですね。これはもうネジを新品にするしかないです。で、せっかくなのでステンレス化、ということです。
ウーファーを取り外します。
ウーファーは外観からNS-1000Mのようにアルミのごっついフレームとネットが一体になったものに見えますが、アルミ風フレームはフェイクです(涙)。
実際はこんなことになってます。
「なんやこれ?」みたいな…(泣笑)
こういうのを見ると悲しくなります。2本で3万円なら仕方ないかとも思いますが、これが70年代末頃ならアルミフレームのウーファーユニットを製造してたと思うっす。
取り外してみました。
スチールフレームの普通のペーパーコーンの12cmウーファーです。
クロスエッジですので劣化はありません。YAMAHAのクロスエッジは硬化しないところがいいですね。
ウーファーについてた埃は筆と歯ブラシで除去しました。
背面のマグネットは防磁タイプになっています。カバーがついていて正確なマグネット径は不明ですが、たぶん80mmくらいでしょう。
※うつ伏せにウーファーを置くとエッジを潰してしまいますので、フレームの四隅には丁度手元にあった鬼目ナットを敷いています。
このウーファーユニット、ダンパーは硬め&コーンは(ウーファーとしては)軽そうな感じでアコースティックエアサスペンションを意識したウーファーではないです。
「YAMAHA NS-1000MM、分解整備(後編)」に続く…