マランツ・LS-30Vの音質について、動画をアップしました。ウーファーのコーンなんてほんの少ししか前面に出ていないこのユニットがどんな音を出すのか見もの(聴きもの)です。
動画で雰囲気というか音質の傾向みたいなものは伝わるかな、と。
いつものサンプル曲ですが、このスピーカーに限ったことではありませんが、他のスピーカーと聴き比べなければ十分に良い音です。解像度も高く、かなり明るいブライトな音質。ジャズ・ロック系は軽やかに明るく鳴ります。ここらへんは同軸のツイーターの効力かと思います。その反面、中高音の角が立っていてキツく感じることがあります(3:00からのピアノや6:34の弦楽器など)。まろやかな音ではなく、硬い音というか。冒頭の交響曲も広がりなどはなかなかのものですが、どうしてもサイズ的に低域のレンジが弱いのは否めないです。
YouTubeで閲覧する場合はこちら:
https://youtu.be/nnLNbyvNa6U
※YouTubeで見た方がタイムテーブルリンクが使えるので見やすいと思います。
1. 01:19 〜 1812 Overture ~ending – Tchaikosvky (Classic)
2. 02:31 〜 Gymnopedie no1 – Satie (Classic/Piano)
3. 03:32 〜 Blue Funk – Michael Ramir C. (Funk/Electric Bass)
4. 04:52 〜 Atop A Mustang – Arulo (Latin/Acoustic, Percussion)
5. 05:48 〜 Piano Store – Jimmy Fontanez_Media Right Productions(Jazz)
6. 06:33 〜 Eine Kleine Nachtmusik – Mozart (Classic)
7. 07:57 〜 In the Shadows – Ethan Meixsell (Hard Rock/HM)
8. 09:19 〜 Winter – works291 (JAZZ/Piano, Contrabass)
次はBlondieのCall Meです。
YouTubeで閲覧する場合はこちら:
https://youtu.be/dKt_Oi2uXgk
この曲の場合、リズム隊が重厚なビートを刻んでいますが、デボラハリーのボーカルと低く刻むビートはよく聞こえるのすが、高域が元気良すぎて中音域が少し引っ込んでいる感じがしないでもないです。とはいえ、この構成のスピーカーでこれだけ再生できれば立派なもん、かなと思います。
男性ボーカルでスパンダー・バレエのTrue。
YouTubeで閲覧する場合はこちら:
https://youtu.be/Fhzxh04NmwU
出だしで「あ、良い音だな」と多くの人が感じるかと。実際のところは1:00あたりの盛り上がりの箇所からベースのズ〜んって響きがあるのですが、やっぱりちょっと軽い感じに聞こえちゃいますね。全体的にまろやかな曲なのですが、少し硬質な感じで聞こえます。
総じて小口径というハンデながら普通に良い音です、ただ柔らかい音色を求めるようなジャンルにはイマヒトツ。本来はBGM用途などに向けたものかと思いますが、明るく硬質な音なのでBGMには向かないかなぁと(そんな音質のBGMだと落ち着かないですよね)。小口径同軸で定位感などは抜群なのでデスクトップでの使用なんかには意外と向いてる思います。
あらためて聞いてみて、なかなかの逸材なので、これにウーファーを足すとどうなるんだろうと真剣に考えてしまった。
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