ダイヤトーンのDS-105系のスピーカー、BMB CS-M10Vです。
巷でダイヤトーンDS-105のOEMではないか、とささやかれているスピーカーの一つです。
ダイヤトーンのDS-105系に関することや音質については、マランツのLS-10Sの記事で触れているので、そちらも読んでいただくとよいかと…
Marantz LS-10S、これはダイヤトーン製?
BMBというのは主に業務用の通信カラオケ関係のインフラや機器を提供/販売していた会社です。第一興商みたいな感じですかね。Wikiによると、USENグループを経て今はエクシングという会社に吸収合併されて消滅したようです。そのような会社のため、このスピーカーは普通に電気屋さんで買えるものではないので、おそらくリースアップ品か廃業した店舗で使われていたものでしょう。
んで、このCS-M10Vですが、外観に関しては、メーカーのロゴ以外は丸っとDS-105なので特に触れることもございません。グリルを外すと識別不可能です(当たり前か)。
こちらは誇らしげに背面にメーカーロゴが入っています。なかなかカッコよいです。
先のマランツ LS-10Sとの差はこちらは防磁になっていることですね。
なので、ユニットにはキャンセルマグネットがあります。フレームやエッジの材質は同じ。
魅力的なユニットですが、このユニット単体で入手しても意味がありません。
ユニット単体ではスコーカーを素で鳴らしたらようなペコペコ音しか出ません!
後述のインピーダンス補正回路が必須です。
で、ダイヤトーンのOEMと思われていたのですが、ユニットの背面は…
はい、「marantz」と書いております。
マランツがダイヤトーンのユニットだけを仲介業者のごとくBMBへ供給というのはちょっと考え辛いので、丸っとスピーカーごとBMBへOEM供給していたのだろうか…マランツのLS-5AがRealistic(タンディ)のminimus-7wとして供給されたりって事例もあったりします。
もしくは、そもそもの話、このスピーカー&スピーカーユニット自体、元々がマランツが各メーカーへ供給してたのだろうか。または、マランツでもダイヤトーンでもない別の会社が作ってたりとか。ダイヤトーンがユニットの供給を受けるはないと思ってる方もいると思いますが、FOSTEXのGX10とダイヤトーンのM-S07が極似している、というようなこともあったりするし。
この辺のOEMの供給関係は色々と謎ですね…
ま、つまるところどうでもいい話なのですが。
こちらもインピーダンスの補正回路が入っています。このインピーダンス補正回路によって高域の持ち上がりを下げ低域側にf特をズラす役割も担っています(なのでコレを外すと酷い音になります・笑)。
形は異なりますが、LCの値はマランツ LS-10Sとほぼ同じ、抵抗値がやや多めです。聴き比べてもワタクシの耳では違いは分かりませんでした。吸音材はマランツの方が若干多め、といったところ。
こちらはユニットが欲しいだけの理由でゲットしたので(安かったし)、ユニットや回路類の採取後は天寿をまっとうとなります(合掌)。
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