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FOSTEX GK10、レストア作業その1〜分解と洗浄

2019/02/10 - FOSTEX GK10

これまでFOSTEXのユニット「FT1RP (リンク)」「FW100 (リンク)」のレストア記事を書きましたが、それらのユニットは実はこのGK10エンクロージャーに付属のものだったのです。

70年代後半頃のベーシックなアルミダイキャスト製のエンクロージャーです。今でもときどき、ヤフオクにも出品されますので珍しいものではないです。

どんなものかというと、これです、これ、強烈に汚いっす

FOSTEX GK10、レストア前の状態その1

汚さが伝わるよう、フラッシュ撮影っす。

こういう古いものを入手すると「これ、遺品なのだろうか?」と思ってしまいます。そうでないことを祈るっす(汗)

あまりに程度が悪いため、ユニットだけ別に流用しようかとも思いましたが、よくよく見ると欠けや割れなどもなく、汚れと腐食のみですのでレストアすることにしました。

洗浄のため、分解していたところ…

FOSTEX GK10、分解時のアッテネーターのノブ

アッテネーターのノブを抜いたらシャフトごと抜けてしまった…
なんじゃこりゃ?
どっちみちアッテネーターも分解洗浄するので別にいいのですが、シャフトとノブが固着しているようで面倒臭いです。

ターミナルやアッテネーターなど、外せるものは全て外しました。

FOSTEX GK10、エンクロージャー分解

エンクロージャー側に張り付いているアッテネーターの目盛りプレートは無理に外したり溶剤を使ったりすると痛めそうなので、このまま洗浄します。

吸音材はフエルトですが、密閉型だったせいかそれほど汚さはありません。が、再利用はしないでしょう。

FOSTEX GK10、フエルト吸音材

触るだけで手が黒ずむほどの汚れですので、洗剤を使って水洗いしました。

FOSTEX GK10、エンクロージャー洗浄

ドス黒いドドメ色の泡が凄かったっす。

アルミ腐食による塗装浮きなどが激しいので、この後どうするかちと考えます。

続きは以下の記事です:

FOSTEX GK10、レストア作業その2〜再塗装

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