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FOSTEX FW100、レストア作業(リコーン)その3・新コーン調整

2019/01/16 - FOSTEX GK10, FOSTEX FW100

FOSTEX FW100のレストア作業の第3回目記事です。
以下の記事の続きです:
FOSTEX FW100、レストア作業(リコーン)その1
FOSTEX FW100、レストア作業(リコーン)その2・ダンパー修正

年末にeBayで注文していたコーンが到着しておりましたので、今回はその装着に向けての新コーンの調整です。

FOSTEX FW100、リコーン用の新コーン

2つで送料込みで500円くらい、香港から送ってきました。
エッジはラバー、ウーファー用なのでコーンは硬めで厚手ですね。エッジ外周はFW100のフレームにぴたりと嵌るサイズです。

そもそもの話、なぜ新コーンの調整が必要かというと、FW100のボイスコイル口径は32mm(実測)。かたや購入した新コーンの対応ボイスコイル径は20mmほど。4インチでボイスコイル径が32mmというのは、かなり異例な大口径です。そんなわけで32mmボイスコイルに対応したコーンなどは売っていませんでしたので、最も加工応用が効きそうだったのがコレだったのです。

ボイスコイルに被せるコーンの底の部分を32mmに拡張しないといけませんので、旋盤でこういう部品を作りました。

FOSTEX FW100、新コーン調整用治具

円板部の光景は32mm、円筒部の口径は20.5mmで新コーンにややキツキツに嵌るように作っています。これを下の画像のように嵌め込み、円板部の外周を2〜3周カッターナイフでなぞります。

FOSTEX FW100、新コーン調整その1

コーン紙は硬く厚いのでカッターナイフでは簡単には切れません、カッターではこの後ハサミで切り抜くためのガイドラインをつける感じです。

FOSTEX FW100、新コーン調整その2

底部を切り取るとコーンが浅くなるのでは?という懸念はFW100の場合は杞憂です。なぜなら元々のFW100のコーン自体がかなり浅い設計なのです。むしろ32mmの拡張分切り抜いて丁度いい塩梅になる予定。

FOSTEX FW100、レストア前の画像

カッターナイフで切り抜くのはリスキーなので、切り抜きはハサミで行いました。

FOSTEX FW100、新コーン調整その3

かなり緊張する作業ですが、上手く切り抜けました。1mm前後の誤差はボイスコイルへの接着時にボンドで埋まるので、過度に精度を気にする必要はないです。「紙」で精度を追求するのも無理ですし。

だいたい、この手のスピーカーユニット自体がそれほど高精度なものでもないですし、マグネットなんか盛大に中心軸がズレて組み立てられてるし(実用上、問題はないです)。
Victor S-M5もセンターキャップが盛大に中心からズレてましたし(リンク)。精度を気にしないといけないのは「ヨークとボイスコイルの位置関係」「ダンパーとボイスコイルの位置関係」の2箇所くらいかな。

ということで、緊張の確認作業

FOSTEX FW100、新コーン調整その4

ボイスコイルまでの距離、ボイスコイルとの嵌め合いもピタリです!
(コーンが浅くなって大丈夫なのか、実はちょっと心配だったので)

コーンがキチっと嵌るよう、リード線を避けるための切り欠きも嵌め合いを確認しつつ入れています。

FOSTEX FW100、新コーン調整その5

あとはこの新コーンを接着すれば概ね作業は終了なのですが、その前にひとつやることがあります。

FOSTEX FW100、背面の画像

フレームの塗装は一部剥がれており、バックプレートなどはサビで真っ白けなのです。せっかくなので、フレームの塗装剥げ部分は艶消し黒で再塗装し、バックプレートなどはサビを落としてサビ対策としてシルバー塗装したいと思います。

というわけで次回は塗装です(完成まで行けるか?)。

続きは以下の記事です:

FOSTEX FW100、レストア作業(リコーン)その4・塗装です

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