Art Audio BA-400 MkIIIの修理の続きです。
AliExpressで注文してたセンターキャップが届きました。元のセンターキャップと全く同じものではないので、片方だけセンターキャップを交換するとチグハグになりますので、正常なもう一方もセンターキャップを交換します。
注文したセンターキャップはサイズ違いで3種類、35mm、40mm、45mmです。40mmのみ表面の仕上げが違いますが、まぁしょうがないです。AliExpressだとペアで100円くらいっす。
元のセンターキャップサイズは36〜38mmくらい、届いた3種をそれぞれ合わせてみて、35mmは少し小さい、45mmは逞しく見えるけど大き過ぎで音質が変わりそう。というわけで40mmをチョイスしました。
センターキャップを振動板の中央に着地させるには、粘着力を落としたテープにセンターキャップを付けて着地させます。接着剤はセンターキャップ側につけています。
接着完了!
いい感じでできたのではないでしょうか、使用した接着剤は定番のDBボンドです。
組み込みます、その前にネットワークの画像をば。
ネットワークは6db/oct、ウーファー+スコーカー+ツイーターというよりも、ウーファー+ツイーター+スーパーツイーターという構成ですね。スーパーツイーターはフィルムコンのみの構成です。それほどコストダウンも感じられずマズマズの構成かと思います。クロスオーバーは、5kHz、10kHzでスーパーツイーターからの音はオッサンの耳には殆ど感じません(悲・導通などは確認済み)。
というわけで試聴です。
試聴CDは、洋楽ポピュラーのオムニバス「MAX BEST」です。
これ1枚で色々なカテゴリーのポピュラーミュージックが入っておりますので、なかなか便利です。
鈍器系のような密閉型小型スピーカーの試聴ポイントは、解像度、定位、バランスあたりでしょうか。当然、重低音などは出ませんが、モノによってはAMラジオのような中音が張り出し過ぎのもの、チキチャカうるさいツイーターが勝ち過ぎたもの等、色々とあります。
BA-400 MkIIIですが、解像度は文句無し、エレキベースの音階も埋もれることなくちゃんと聞こえ、どの辺にドラムがあるとか感じられ定位もよいです。ツイーターがコーンのせいか、高音域にも妙な違和感もなく実に自然で繋がりもよいです。スーパーツイーターはオッサンの耳には仕事してるのかどうか分かりません(涙)。ニアフィールド用途にはよいかと、ワタクシ的鈍器系ランキングでは、けっこう上位に位置する音質です。
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