トリオ・LS-10のレストアの続き、最終回となります
前回の記事は以下です:
・TRIO LS-10、レストア作業・序章
・TRIO LS-10、レストア作業・自作エッジで修復
・TRIO LS-10、レストア作業・ユニット整備
・TRIO LS-10、レストア作業・ユニットマウント
YouTubeへ空気録音の試聴動画をアップしましたので、そのインプレ記事です。
一言で言えば、元気で明るい聡明な音質です。グッと低い帯域の低音の再生もこなします。4:50あたりから始まるファンク系の曲は極低域で部屋が揺れるような唸るような低音があるのですが、それもきちんと出ています。ウーファーが特徴的なので、中低域に関心が行きがちですが、ツイーターも繊細でクリアな高域で素晴らしいです。6:50あたりの鈴音も繊細明瞭に出てます。モーツアルトのEine Kleine Nachtmusikがめっちゃ華やかです。難点があるとすれば、振動板が重いウーファーは小音量ではやや苦手、ある程度の再生音量(パワー投入)が必要です。人によってはややドンシャリ傾向に感じるスピーカーかもしれません。
YouTubeで閲覧する場合はこちら:
https://youtu.be/l3e077XwIJo
※YouTubeで見た方がタイムテーブルリンクが使えるので見やすいと思います。
1. 01:22 〜 Ride of the Valkyries – Wagner (Classic)
2. 03:51 〜 Gymnopedie no1 – Satie (Classic/Piano)
3. 04:51 〜 Blue Funk – Michael Ramir C. (Funk/Electric Bass)
4. 06:12 〜 Atop A Mustang – Arulo (Latin/Acoustic, Percussion)
5. 07:06 〜 Piano Store – Jimmy Fontanez_Media Right Productions(Jazz)
6. 07:52 〜 Eine Kleine Nachtmusik – Mozart (Classic)
7. 09:14 〜 In the Shadows – Ethan Meixsell (Hard Rock/HM)
8. 10:35 〜 Invisible Pieces – Silent Partner (Blues/Rock)
9. 11:36 〜 Winter – works291 (JAZZ/Piano, Contrabass)
これにて、トリオ・LS-10は終了です。
実のところ、TechnicsのSB-100同様に次なる大型スピーカー導入の場所確保のために既にワタクシの手元から旅立って行っております。当記事は作業時の記録および手元から旅立つ前に音質チェックの動画収録がベースになっております。
あらためてこうして記事にすると…
う〜ん、手放すんじゃなかったかも、と少し後悔したりして。
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