これまでFOSTEXのユニット「FT1RP (リンク)」「FW100 (リンク)」のレストア記事を書きましたが、それらのユニットは実はこのGK10エンクロージャーに付属のものだったのです。
70年代後半頃のベーシックなアルミダイキャスト製のエンクロージャーです。今でもときどき、ヤフオクにも出品されますので珍しいものではないです。
どんなものかというと、これです、これ、強烈に汚いっす
汚さが伝わるよう、フラッシュ撮影っす。
こういう古いものを入手すると「これ、遺品なのだろうか?」と思ってしまいます。そうでないことを祈るっす(汗)
あまりに程度が悪いため、ユニットだけ別に流用しようかとも思いましたが、よくよく見ると欠けや割れなどもなく、汚れと腐食のみですのでレストアすることにしました。
洗浄のため、分解していたところ…
アッテネーターのノブを抜いたらシャフトごと抜けてしまった…
なんじゃこりゃ?
どっちみちアッテネーターも分解洗浄するので別にいいのですが、シャフトとノブが固着しているようで面倒臭いです。
ターミナルやアッテネーターなど、外せるものは全て外しました。
エンクロージャー側に張り付いているアッテネーターの目盛りプレートは無理に外したり溶剤を使ったりすると痛めそうなので、このまま洗浄します。
吸音材はフエルトですが、密閉型だったせいかそれほど汚さはありません。が、再利用はしないでしょう。
触るだけで手が黒ずむほどの汚れですので、洗剤を使って水洗いしました。
ドス黒いドドメ色の泡が凄かったっす。
アルミ腐食による塗装浮きなどが激しいので、この後どうするかちと考えます。
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